新しい住宅を購入するため、買付証明書を書くことになったのですが、いざ書くとなると「どのように書けばいいの?」となる点が多く、不動産会社の方に親切に教えていただきながら記入をしました💡
今回は、特に契約や支払いの日付の欄、不動産の所在地の欄など、意味を知るとなるほど💡という点が多かったので、その点について、これから記入する方向けに紹介していきたいと思います^-^ノ

先に結論を言うと💡買付証明書は契約書ではなく、購入する意思を示すものなので、ある程度は自由に書いても構わないものだそうですよ💡
買付証明書とは?
買付証明書
年 月 日
売り主 様
下記不動産を下記条件にて購入申し込みを致します。
【希望条件】
買付希望金額: 金 円
手 付 金: 金 円(契約締結時支払い)
中 間 金: 金 円(令和 年 月 日)
残 代 金: 金 円(令和 年 月 日)
契 約 日: 令和 年 月 日
引き渡し日: 令和 年 月 日
決 済 時 期: 令和 年 月 日
住宅ローン: 利用有り・無し (金額 円)
本書の有効期限:令和 年 月 日
その他の条件
【物件】
土地所在地: 〇〇県〇〇市〇〇区〇〇
地番: ◯番◯号
地目 宅地
土地面積: m2( 坪)
建物所在地: 〇〇県〇〇市〇〇区〇番地〇号
家屋番号: 〇番〇
延床面積: m2( 坪)
「申込者」
住所
氏名 (印)
買付証明書とは、「この物件を購入する!」という買い主の意思を売り主に伝えるための書類です💡
本来口頭(口約束)でもよいのですが、念の為書類にしておきましょう!というくらいの効力しかありません。
この口約束を元に、お互いが契約してもいいよ!となれば、いよいよ具体的な日付を決めて契約書を作成する段階に入るのです💡

ただし💡口約束程度といっても約束ごとなので、あまり適当に書いたり、せっかくこの条件で売主さんがOKを出してくれたのに断ると信頼がなくなるので注意💡

交渉のための書類ってことだね💡
買付証明書は不動産屋にフォーマットをもらうのが確実!
まず最初に、買付証明書のひな形を見てみましょう💡
買付証明書は各不動産屋さんからフォーマットをもらうこともできますが、自分で書類を作って提出することも可能です💡
よくわからない方は不動産屋さんにいただくのが確実です💡
日付は不動産屋とやり取りができていれば大雑把でも良い!
~日付は「期限」と「予定日」の2種類がある~
(ここが分かりづらいので注意!)
買付証明書を書く上で最も悩まされるのがこの日付💡
買付証明書では主に、
- 手付金の支払い日時:契約締結時支払いと書く
- 中間金:中間金を支払う場合、その期限
- 残代金:残りの代金を支払い終える最終期限
- 契約時期(契約日):契約を行う予定日
- 決済時期(決済日):代金を支払う予定日
- 有効期限:契約予定日の少し後くらい(契約がなかった場合無効になる期限)
のような日付を書く欄があります💡
見るとわかるように、「期限」「予定日」の2つがあるところがポイント💡

ここがわかりずらいところ💡
(1)手付金の支払い日時とは?
手付金は、契約と同時に預けるお金になるので、手付金の支払い日時は「契約日」と同じになります。
なので、基本的には「契約締結時支払い」と記入するか「契約日」と同じ日付を記入しましょう💡
(2)中間金の支払い日時(期限)とは?
中間金は、ほとんどの場合空白で提出することになります。
売主側の都合(引っ越し代に充てたいなど)で中間金が必要となれば、中間金を支払う最終期限をここに記入します。
中間金は、売主側の指定があればその日を記入しましょう。
- 2019年 12月 20日

期限なので、この日を過ぎないようにお金を用意する必要があるよ💡
(3)残代金の支払日時(期限)とは?
こちらは、残りの購入代金を支払う最終期限を書くところです。
ちなみに💡買付証明の欄には「◯年◯月◯日」のように書くようになっていて、具体的な日付をいつにしようか?と迷うかもしれませんが、その場合には、
- 2019年 12月 末日
のように、「12月最終日まで」のような書き方でも問題ないとのことです💡

12月中にお支払いしますよってことだね💡
(4)契約時期(予定日)とは?
契約時期は、いつ頃契約に進みますか?という予定日を書き込みます。
可能な限り早い時期を記入する(1週間後~)と購入意欲が~と言われていますが、きちんと不動産屋さんに話をしていれば買い替えの都合などで1ヶ月先にすることも可能です💡
- 2019年 12月 中旬日
- 2019年 12月 10日
こちらは、期限ではないので「中旬」など、大体このくらいにという日付を書き込めば良いとのこと💡
(5)決済時期(予定日)とは?
決済とは「残代金の決済」のことです。
先程「残代金の支払い期限」を記入しましたが、期限とは別に、大体この時期に決済しますという予定日を書くことがあります💡
- 2020年 1月 中旬日
- 2020年 1月 10日
その場合、目安なので「中旬」のように書いても良いとのことでした。

期限までに払えば問題ないよね💡
(6)有効期限っていつまで?
有効期限を過ぎると、買付証明自体が無効になってしまいます。
契約予定日よりも前に期限が切れてしまったら・・・?意味がありませんよね💡
というわけで、有効期限は「契約予定日の2週間程後」にしておくと安心かと思います。
- 2019年 12月 末日
- 2020年 1月 1日

契約予定日よりも後っていうところがポイント💡
手付金の額は購入希望金額の10%
~手付金は指値(希望金額)の10%が相場!~
(5,000万円なら500万円)
手付金の額は、希望金額の10%の額を書くようにしましょう💡
これは、買付証明書に書く「希望購入金額(値引き交渉後)」の10%の額になるので間違えないようにしましょう💡
所在地は住所と異なることもあるので注意!
~所在地って、住所と違うの!?!?~
(所在地は不動産屋に聞きましょう!)
これが意外と陥りやすいミスで、所在地の欄に普段よく使う「住所(住居表示)」を書いてしまうということ💡
危うく間違えてしまうところでした^-^;
所在地は土地の「地番」や、建物の所在地、家屋番号などを記入するため、わからなければ、対象物件の「所在」「地番」「地目」を不動産屋に調べてもらってから記入しましょう💡
提出方法は、不動産屋へメールでpdfを送ってもOK!
~えっ?メールで送信できるの?~
(スキャナーが必要!)
提出はFAXですか?郵送ですか?と聞くと「メールで送って頂ければ大丈夫です!」と教えていただけました💡
不動産会社によっても異なるかと思いますが、買付証明書は、印刷して記入したものに印鑑を押して、それをスキャナーで撮ってPDF形式でメール送信しても良いそうです💡
買付証明を記入する前に!?不動産屋に聞いておきたいポイントとは?
- 土地の「所在」「地番」「地目」、建物の「所在」「家屋番号」など、調べるのが難しい項目を聞いておく!
- 内見の際に、どのくらいまでの指値(値引き交渉)が現実的か率直に聞いてしまう!
- その他、同時進行で行っている手続きや時期など、現状も相談に載ってもらう!
買付証明書を記入する前に、これらの項目を不動産屋さんに聞いておくとスムーズに書き進められます💡
指値(値引き交渉)についても、売り主さんの都合もあるので、実際にどのくらいまで指値が現実的かを聞いてしまいましょう💡
そうすると、不動産屋さんも事情などを説明してくれて、まずはこのくらいの額で出してみて交渉頑張ってみます!と現実的な価格を教えてくれるので、あまり無理な数字を書くよりも有利になります💡
何はともあれ💡もしわからない箇所があれば、直接不動産屋さんに相談してみましょう^-^ノ
読者コメント欄♪